認知症コーラス部
今日は月に一度の高齢者の介護施設でのボランティアの日でした。
『認知症コーラス部』を発足して4カ月ほどたちましたが、毎回メンバーが増えて、30名ほどになりました。
最初は、認知症の進行を遅らせるために声を出すことをさせたい、という施設からのご希望で始まりました。
やってみると、声を出すどころか、皆さんの歌のお上手さにびっくり!
中にはお話が通じない方もいらっしゃいますし、もちろん車椅子の方もたくさんいらっしゃいます。
『テキストの何ページを開く』なんていう作業も、と〜っても時間がかかったり出来ない方がほとんどですが、ピアノが鳴ると皆さん大変お元気に歌われて、しかも全然音痴じゃないのです😊
音楽の力ってすごいなぁ、と改めて実感。
子どもの頃に歌った記憶が蘇ってきて、歌うことで寿命が少しのびる気がするのだそうです。本当に素敵です✨
皆さん、月に一度のコーラス部をとても楽しみにして下さっていて、噂を聞きつけた認知症ではない方々も参加されるようになってきました🎵
福島県の合唱強豪校で歌っていらしたという方や、能の謡曲を長年やっていたという方がみんなの歌をリードして下さいます。昔取った杵柄は90代になっても健在です!
私がもし90代まで生きていられたら、介護施設に入ってもピアノを弾く老人になっていたいと思いました(笑)