音楽と踊りの話
7月になりました。今日も暑かったですね😵
「暑いですねー」が合言葉みたいになる季節がまた今年もやってきました😓
すごく久しぶりにバレエを観に行きました✨
イングリッシュナショナルバレエの来日公演。
娘の希望で『コッペリア』を観ることになりました。娘は3歳から高校2年生までバレエを習っていましたが、初めての発表会はこの『コッペリア』でした。大好きな演目です🎵スタジオの発表会ではよく見かける演目ですが、ちゃんとしたバレエ団のコッペリアを観るのは今回初めてです。
清水の舞台から飛び降りて、S席をゲット‼︎
S席って素晴らしい!舞台が正面に見える幸せ(笑)
以前、同じホールでロイヤルバレエ団の公演を観た時には、C席だったかD席だったか桟敷席みたいなところしか取れず(それでも高額だったけど😭)、次は必ず1階の正面の席で観よう!と強く思ったわけです。
開演20分前のホール。オケピでは楽器の方々が練習をしていました。
ひたすら音階練習をしている方もいれば曲そのものを練習している方もいて、すでに開場しているのにそのすごく自由な感じが、ピアノ弾きの私には新鮮に感じられました。
それにしても東京文化会館はさすが老舗中の老舗、素晴らしく音響がいいなぁ…
音がまろやかに空気に溶け込んで、360度から回ってくる感じです✨
オケは東京シティフィルハーモニック管弦楽団でした。
スタジオの発表会やコンクールなどはCD音源なので、ダンサーの踊りたいタイミングやテンポなどをなるべく編集してもらい、本番もその音源を使います。
プロの団は生オケなので、音が踊りに合わせるのか、ダンサーが音に合わせるのか、そのあたりも興味深いところでした。
指揮はバレエ団の常任指揮者が振るので、もちろん練習段階で擦り合わせが出来ているのは当然なのですが、ダンサーも人間なので必ずしも練習通りに打ち合わせ通りに踊るとは限らないし…
今日の公演では、三幕で主役スワニルダちゃんが足首をグキッとやってしまい、一瞬会場が凍りつく場面がありました😱😱😱
指揮者が凍りついたかは分かりませんが、グキッの後にオケが乱れました。4拍くらいでしたが、あきらかに迷いのような乱れ方。
もしかしたらスワニルダちゃんが練習ではタメていたところをサラっと踊ったとか、その逆とか、打ち合わせ通りではない何かが起きたのだろうな、と思いました。
つま先に乗り過ぎて足の甲を出しすぎるとスッポ抜けてしまう時があるらしく、見た目は本当に痛そうで(いや絶対に痛いはず)足首を鍛えているから大きな怪我にならないだけなのだと思います。
グキッとやったことで足首が痛くてその後のテンポがいつもと違ったかも知れないし、ヤバい😵と思って焦ってしまったかもしれないし…本番の怖さはどんな一流のプロでも同じなんだな、と改めて本番の恐怖を実感。
でも、さすが一流のプロはその後引きずることもなく、素晴らしい踊りを披露していました👍✨
やっぱり舞台芸術っていいなぁ😊